これなーんだ?

最近、FremontのCentervilleエリアに頻繁に出没しているのですが、数日前から気になっているお店が。Fremont Blvd沿いにあるい小さなアラブ系?の食料品店、っていうか雑貨店?があって。いつも沢山の車が停まっていて、ひっきりなしにお客さんが出たり入ったり。良く繁盛しているのです。

周りには他にもスーパーとかがあるし、なぜこのお店が???と不思議だったので、勇気を出して入ってみることに。(だって、お店の人も他のお客さんもアラブ系らしき方々で、そこにアジア人のちっこいワタクシが入っていくのは相当勇気が必要だったのですよ。)

お店の中には、スパイスやお豆、お茶、粉などが各種所狭しと。しかも量り売りで買えるみたい。それに、このスパイスがどれも良い匂いで、へ〜っと興味深々。酒屋だった父の実家も、昔はお酒は勿論の事、お醤油やお塩、お味噌などが量り売りで売っていてたなぁ・・・とか、思い出しちゃったり。なぜか、モントリオールにあるシャトー・フロントナックの絵が飾ってあり、私の頭の中は「アラブ系のお店でなぜフェアモント系列ホテル?」「なぜカナダ?」「イギリスと関係が有るのか?」と?マークがぐるぐる。私もお店の中をぐるぐる。(笑)

で・・・ ありました!
お店の奥から良い匂い〜がしてくるではありませんか。匂いに誘われ行くと、沢山の人が並んでいる。出てくる人達の手には「アイロン台ですか?」って感じの物体が。良〜く見ると、パン!です。
厚さ2センチ位、大きさはまさにアイロン台のパン。それも皆さん、お一人で5枚〜6枚買ってらっしゃる。人によっては10枚以上の人も!お値段を聞くと一枚1ドル50セント(約200円)。

お店の奥に、小さなパン工場があって、お兄さん達が一所懸命作っています。

大きさ、形はこんな感じ。

こんがり焼けてて、超良い匂い。早速焼きたてをパクリとしてみると、Wheatの味がほんのり甘くて、外側はぱりぱり、でも中はもちっとしてて美味しい!
なんだろう、柔らかめのカナッペ?って感じの味がします。外側に控えめに振ってあるゴマがまた、薫り香ばしく、食欲増進です。

この日は、ビーフストロガノフを作っていたので、このパンを太目のスティック上にカットして、ディップしながら食べたのですが、香りと食感がぴったりマッチ!パン好きな旦那様は大喜び。この大きさで$1.50は安いし、暫くはマイブームになりそうな兆し。