寿し 光泉

懐かしの再会を楽しんだ後、私たちが向かったのは「北鎌倉」
江ノ電を見ながら昔話をしていたら、旦那ちゃんが突然「美味しい御いなりさん食べよう!」と言い、進路を北鎌倉へ。

『確かこの辺にあったんだよね〜。』と旦那ちゃんの遠い記憶を頼りに、北鎌倉の駅前に車を入れると・・・

『あった!』



良〜く見無いと見落としそうな小さい間口に『寿し 光泉』の字が。




看板にも、歴史がうかがえます。いい感じ。



お店の中は、4人掛けのテーブルが3つ程。奥に四畳半のお座敷。土壁で、窓はサッシではなく障子。クーラーなんて無いのにこのお店の中だけ、お庭から風が抜けて涼しい(気がする)のです。


『私が作った御稲荷さんが一番美味しいも〜ん。』なんて思いながら、蓋を取ると確かに美味しそうな御稲荷さんが並んでいて、一口食べてみたら本当に美味しい。




シャリの加減と言い、おあげの味付けと言い、握り具合と言い、絶妙。甘すぎず、酸っぱすぎず。出来立てを戴いたのですが、微妙に暖かいシャリがおあげのツユを吸っていて、でもシャリはほろほろ。『これは幾らでも食べれる!』と、私は一人で一折半、一気に食べてしまいました。

それにしても、『前に来たのいつ?』って旦那ちゃんに聞いたら『大学生の時にデートで来た。』だって。

って事は・・・20年以上前?(笑) それにしても、デートでいなり寿司。渋すぎ。