Crawdad King – Seafood Restaurant

我が家から歩いて5分程の所に、セブンイレブンやクリーニング店が並ぶ小さなプラザがある。場所柄、食べ物屋が長続きしないその場所に、シーフードレストランがオープンしたというので、旦那様と一緒に行ってみた。

レストランと銘打ってはいても小さい店内。
10テーブル、約50人がMaxのキャパって所。
プラズマスクリーンのテレビが3台、小さいカウンターもありスポーツバーもどき?
メニューもおつまみ系なので、ちゃんと食事をしたい人には不向き。
これから増えるのかな?ワインが色々有るみたいだけど、年数が書いてないのがちょっと怖いなぁ。

私はとりあえずビール。そしてDeep Fried Calamari rings, Cod & Chips。
旦那様は、勇敢にもお店のお姉さんに「どれがお勧め?」と質問。
「これ!このお店のスペシャルなのよ。」と指差す先には・・・
CRAWDAD – BOILED (SEASONAL) ・・・・ MARKET PRICE(時価
(旦那様)「CRAWDADって何?」
(お姉さん)「Crawfishよ。小さいロブスターみたいな奴、とても美味しいわよ。」
(旦那様)「え?ロブスター?(眼が輝く)」
(私)「(心の中で)違うよ、小さいロブスターみたいなの。って言ってるじゃん。」
(旦那様)「じゃぁ、それにしようかなぁ〜。幾らですか?」
(お姉さん)「今日は、パウンド(約450g)12ドル50セントです。」
(旦那様)「思ったより安いなぁ。」
(私)「(心の中で)違うよ。ロブスターじゃないよ〜、それ。」
(旦那様)「じゃ、それにします。半パウンドをガーリックバターで、残りをケイジャンでね!」
(私)「あぁ〜、頼んじゃったよ。食べれなくても知らないからね〜。」
で、出てきたのがコレ。


旦那様の顔に縦線が入り、ちびまる子ちゃん状態。
やっぱり、CRAWFISH が「ざりがに」だと気づいていなかった様です。
眼が泳ぎ「お嫁ちゃん、どうしよう〜。」と訴えているが、私は無視しながら自分のオーダーした、カラマリ・リングを「悪く無いじゃん!これ。」ともぐもぐ。
あまりの困りようにかわいそうになったので、「どれ、食べてみよう。」と私。頭をちぎり殻を剥いて身を食べてみると、なるほど。小さいロブスターみたいな味がするじゃないですか。
頭はどうするのかな?と思い、こちらも殻を剥いて見ると中から「かに味噌」みたいなのが出てきた。で、味がかに味噌みたいなのよ、これも。
となると、俄然元気が出てくる旦那様。結局、二人してあっと言う間に1パウンド(約30匹)のザリガニ君を食べてしまった。美味しい!ってモノじゃないけど、ビール飲みながら、しゃべりながら食べるには面白いかも。味も、甲殻類を食べなれてる日本人には全く抵抗が無いし、ケイジャンのキツイ味に良く合う。
印象的だったのは、横のテーブルのアメリカ人の中年カップルが、口をあんぐり開けて「マジで食べてるの?それ。」って顔で私たちが食べ終わるまで微動だにせず見ていた事。
アメリカ人には信じられない光景がそこには繰り広げられていたのだろう。(笑)
さて、このレストランどの位続くのだろうか。ある意味興味深々。

Crawdad King Seafood Restaurant (地図)
1818 Milmont Drive
Milpitas, CA 95035
408-262-KING (5464)