私が勤めている会社の上司である、NICK が「AMA SUPERCROSS SERIES @SAN FRANCISCO」のチケットをプレゼントしてくれました!


彼は直属の上司では無いのだけど、彼のオフィスにはオフロード・バイクの写真が沢山貼ってあったので、私もオフロード・バイクに乗るという話をしたら「入社祝いだよ。」と旦那様の分もプレゼントしてくれたのです。
旦那様は前にも何度か、私は生で見るのは初めてだったので、その日を指折り数えて楽しみにしていました。ところがその日は・・・

雨。

雨が降っているではないですか。

サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地「SBCパーク」なので屋根が無い!って事は、雨ざらしじゃんね〜。一応雨合羽を持ち傘を持ち・・・出発。
サンフランシスコ方面へ進むにつれ、雨脚が強くなっていく〜。(>_<)
もう、はっきり言って土砂降りの域です。

早めに行ってパドックも見ようと思っていたのですが、雨で無理・・・各チームもさっさとショップを閉めてしまいました。

 私達の席はClub Seatという専用バー&売店
 付きのレベル。本戦が始まる前にピザが
 美味しそうだったので買いました。このピザ何と
 売店横で釜焼きしている本格派。

 焼きたてのピザはサイズもBIGで美味しい!
 すっかり一切れでお腹一杯。



本来は野球場の SBC パークに大量の土を持ち込み、沢山のセクションが作られていますが、それも土砂降りの雨ですっかり田植え前の田んぼ状態。練習で走っている選手もちらほらいますが、みんな泥んこで誰が誰だかさっぱり。

午後7時。本戦のスタートです。
各ライダーがDJの紹介で一人ずつ登場。
一番人気は、2005年のワールドチャンプ、
Ricky Carmichael(SUZUKI)らしく、
彼が紹介されると女の子の黄色い声に混じって「りっき〜っ」と男性陣の野太い声援が響く。

スタートラインに一列に並び、一斉にスタート!

ストレートラインを一気に加速して、最初のカーブへと進入しますが、全員水しぶきの中で誰が誰?どのマシンがどれ?って位、みんなどろんこ色。唯一汚れていない背中のナンバーで判別可能。しかも、コースにどんどん轍が付き、カーブは泥に足を取られ団子状態で転ぶ選手が重なり合い、バンプも普段なら軽々5つ位飛び越えて行っちゃうのに、飛ぶなんて絶対無理・・・飛んでも着地で転ぶ事必至。見ててもマシンに泥が付いて、どんどん重くなっている様子が分かるし、トップレベルの選手がみ〜んな、私と同じ位?のレベルになっている。

 結局、予選の間中ず〜っと雨は降り続き、
 Kidsのレースは雨で危険すぎるので選手紹介
 のみ。私達もびしょ濡れになったので、
 屋内に入りガラスの中からレースを観戦。
 それでも、最後の決勝戦の時は雨も止み、
 皆スタンドに出て観戦。
 この時点で時間は10時を過ぎている。

ガンガンにハードロックが掛かり、バイクのエンジン音と解説と歓声で、近隣住民から良く苦情が出ないもんだ。

Top争い中のRickyとJames Stewart(KAWASAKI)の二人はやはり泥でも
強かった。他選手がぬかるみにハマる中、この二人は上手くコースを取りどんどんセクションをクリアしていきます。上手い選手は速いし、バランスが素晴らしい。
足元がどんなに悪くても、常にマシンの重心が一定でフレキシブル。最後の最後まで接戦でしたが、軍配はJames Stewartへ。

私的には、Team YAMAHAのNo.22 Chad Reedに勝って欲しかったな。
予選はトップで通過して、本線はかなり頑張ったけど一歩及ばず、残念。

生まれて初めてのSuper Cross観戦は寒くもあり、雨だった分プロ選手の上手さを見た試合でもありました。

Nick!どうもありがとう。これからも頑張ってお仕事しますから♪